Message From UeT

グレイトな人間を目指して、1年間の旅日記。

ガンガーで見えたもの

ナマステ〜

 

25日の夜行列車でバラナシを出て

 

昨日コルカタに着いています

 

コルカタのホテルが超エグゼクティブWIFIのスピードやばいっす

 

 

 

 

てことで

 

今日はバラナシ2日目の記事を書きます〜

 

 

 

 

バラナシ2日目!

 

ホテルを朝4時半に出でガンガーの朝日を拝みに行きます

 

 

 

 

ところでガンガーというのはガンジス川の呼び方で

 

ヒンドゥー教の女神の名前だそうです

 

その昔パギーラタ王という人が

 

数千年にも何世代にも渡り、苦行と祈りを続け

 

女神ガンガーが地上に降り立ったとか

 

でもその勢いがあまりにも大きすぎ全てを流してしまいそうだったので

 

シヴァ神が受け止め地上に流したのだとか…

 

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ということでガンガーの麓のガードにはシヴァ神のイラストが

 

よく見ると頭の上からチョロチョロとお水が出ています

 

 

 

 

さて、話を戻しまして、ガンガーの日の出

 

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朝4時はまだ薄暗いです

 

寝ぼけながら宿を出てボートに乗り込みます

 

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隣には若いボート漕ぎの少年たちがいます

 

最初はおじさまが漕いでいましたが

 

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なぜか少年にバトンタッチします

 

ありがとう、おじさま

 

17歳の心優しい少年でした

 

ボートに乗って

 

水しぶきに怯えながらちょっとすると

 

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美しい朝日が見えてきました

 

とてもロマンティックです

 

あまりにもロマンティックで対岸ではプロポーズする人も見えました

 

どうやら成功したようです

 

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コングラッチュレイション!!!

 

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ちなみにこちらガンガーの水質

 

遠くから青く見えたガンガーの青い成分は

 

なにやら怪しい成分でした

 

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でも地元の人は気にせず泳ぎます

 

その水しぶきにチキンなわたくしはおびえます…

 

 

 

 

そんなこんなで

 

キレイな朝日と他人の幸せに心洗われたあとは

 

少し休憩してガンガーの辺りを散策

 

案内はバラナシで有名な

 

バダルさんという日本語ペラペラのインド人にお願いしました

 

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ヒンドゥー教では黒魔術がまだ信じられていて

 

黒魔術専門の先生の病院の前には

 

朝から子ども連れの親がズラーリ!!!

 

子どもの病気や体調不良を治すために黒魔術を使うのだとか…

 

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ガンガーでは沐浴する人

 

洗濯する人

 

ご遺体を流す人など

 

いろんな景色が見られます

 

それが全部1つの場所で行われてるのだから

 

本当に不思議な感じです

 

 

 

 

火葬場で働く人たちは、カーストの最下層に位置する人だそうで

 

毎日連れてこられる沢山の人のご遺体を蒔で焼きます

 

ここ、ガンガーで火葬されることは

 

ヒンドゥー教の人たちにとっては至高の幸せだそうですが

 

毎日この火葬場で働く人たちはお金がなく

 

自分たちの遺体はここで火葬してもらえないそうです

 

火葬場の写真NGなので写真はありませんが

 

火葬できる場所にもカーストがあり

 

最上段はカースト上位の人

 

中段は中級のカーストの人など決まっています

 

お金のない人や身寄りのない物乞いをしながら生きているご老人は

 

機械で一瞬で焼かれてしまうのだとか…

 

子どもや妊婦、ある病気などで亡くなった人は

 

遺体を焼かれずガンガーに沈めるそうです

 

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生まれながらに仕事や立場が決まってしまうなんて

 

自分たちからは信じられない話ですが

 

その中にいれば、それが全てなのかも知れません

 

カースト制度はすでに法律で禁止されているそうですが

 

街を歩いていても

 

ここは火葬場で働く人

 

ここはバラモンの住む場所など

 

明らかに区別が見られます

 

まだまだカーストの名残は根強く残っているのかなと思います

 

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でも洗濯の人、皿洗いの人も、火葬場で働く人も

 

インドの人は一生懸命働いている様子

 

ヒンドゥー教で信じられている「輪廻転生」

 

現世で正しく生きれば生まれ変わって良い暮らしができる

 

ていう考えが彼らの救いとしてあるのかな…

 

 

 

 

ガートの上ではバラナシの話に

 

お祈りを捧げながら真剣に聞く人たちの姿が見られます

 

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無宗教の自分には

 

なんだか考えさせられる1日となりました

 

 

 

 

長くなったので3日目はまた後ほど!

 

これからインド映画のボリウッドを見に行ってまいります!