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グレイトな人間を目指して、1年間の旅日記。

コルカタでマザーハウス

サラマ〜ット

 

リアルタイムはフィリピンの秘境パラワン諸島のエルニドに来ています

 

ここに来るまでも相当な秘境っぷりを

 

移動にて堪能しましたが

 

明日はダバオシティのマティというところまで

 

これまた秘境レベル高すぎ

 

意識高すぎの移動をいたします

 

そんなこんなで日記がリアルライフからどんどん遠ざかっています

 

 

 

 

さて、本日はインド滞在のラストスパートとなりました

 

コルカタ

 

の日記です

 

 

 

 

まず、バラナシからコルカタですが

 

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近く見えますがインドがでかすぎるので

 

電車で13時間くらいかかります

 

ですので夜コルカタを出発し夜行列車で移動します

 

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さすが人口インド第3の都市、コルカタ

 

駅は全力でカオスです

 

いつかの自分のクラスを思い出します

 

あ…全クラス、カオスだったかな…?

 

 

 

 

電車に乗り、自分の席でおとなしく寝ていると

 

突然自分の頭のところに乗客が座ってきます

 

しかも8人くらい…しかも席違う…

 

ドント  ウォーリー

 

ウィーアームービング

 

とか言いつつ30分くらい居座ります…

 

さすがインド!

 

 

 

 

インドの洗礼を受けた後

 

自分の向かいに乗ってきたファミリーを

 

疑いの目で訝しげに見ていると、突然声をかけられます

 

アクセント強くて何言ってるかわかりません…

 

なんだ、この人たちは!!

 

て疑っていると

 

ご飯一緒に食べないか?

 

って誘ってくれました

 

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なんちゅ〜いいファミリー!!!

 

疑ってごめんなさ〜い!

 

ヴィシュヌ様、シヴァ様、ガネーシャ

 

わたくしの無礼をお許しください


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カレーとナンとライスをご馳走になり

 

その後、ママによるマッサージまで…

 

人の優しさ温かさに感動させてもらいました

 

 

 

 

感動の鉄道の旅を終えたら

 

朝9時半ごろコルカタ

 

予定から1時間半遅れですがインドの電車にしては上出来です

 

 

 

 

ということで着いた初日は

 

ずっと夢に見ていたマザーハウス

 

マザーハウスへの道はこんな感じ

 

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想像と違って

 

コルカタはデリーやバラナシより道が整備されているところも多かったのですが

 

通りによっては建物が老朽化が激しかったり

 

路上で物乞い(と言っていいのか表現がわかりませんが…)をしている人も多く

 

貧富の差を今までで1番感じます

 

コルカタに来るまではこうして物乞いをする人は

 

お金を欲しがる人が多かったのですが

 

コルカタの人は手を口に当て

 

食べ物が欲しい

 

と訴えてきます

 

ジュースを持っていると子どもが寄ってきて

 

残りをくれとジェスチャーで伝えてきます

 

小さなお菓子を渡すと

 

子どもも大人も老人も、喜んで受け取ってくれます

 
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こちらが マザーハウス   Missionary of Charity

 

コルカタはかつてはイギリス支配下の中心都市として栄えていたそうですが

 

紛争により、バングラディッシュパキスタンなどの難民が流れ込み

 

人口が爆発的に増え、路上生活者が増えたそうです


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コルカタで教員をしていたマザーは

 

路上で衰弱し、誰にも看取られずなくなっていく人を

 

たくさん目の当たりにし

 

神に一生を捧げ、貧しい人とともに生きていく決意をします

 

そうして建てられたのが Missionary of Charity

 

中でも特に有名なのは最初に建てられた

 

死を待つ人の家(カリーガード)です

 

The most terrible poverty is loneliness, and feeling of being unloved.

 

最もひどい貧困とは、孤独であり、愛されていないと感じることなのです

 

彼女の残した言葉の通り、マザーは

 

飢えた人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、のために奉仕しました

 

亡くなっていく時に、人の温かさを感じられるように…

 

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Missonary of Charity には、マザーのお墓や

 

マザーが生涯過ごした部屋が残されています

 

マザーのお墓にはマザーの言葉が刻まれています

 

Love one another As I have loved you.

 

こんなこと言える大人になりたいっすわ〜!!

 

 

 

 

ということで、マザーハウスの施設の一つ

 

シュシュババン という施設でボランティアをさせていただきました

 

シュシュババンは障害のある小さな子どものための施設です

 

中では写真が撮れないので、文字だけになってしまいますが

 

ボランティアは9時~12時、3時~6時の間

 

掃除や洗濯、子どものおむつ替えや、食事の補助、子どもの遊び相手などをします

 

この施設では、子どもが抱える障害はとても大きく

 

ほとんどの子が介助なしでは自由に歩いたり

 

手足を思い通りに動かしたりできません

 

ご飯のお手伝いも布おむつを替えるのも割と覚悟がいりましたが

 

なによりつらかったのは子どもの伝えたいことがわからないこと

 

言葉にならない言葉で泣きながらなにかを訴えるのですが

 

求められていることがわからず何度も困惑してしまいました

 

でもマザーハウスで働くシスターたちは

 

子どもの表情を見て、すぐ求めていることがわかります

 

泣いてた赤ちゃんがイスの場所をちょっと動かしただけでケラケラ笑い出した時には

 

おおおおおおお!!   すんげぇぇぇぇえ!

 

てほんとに感動しました

 

 

 

 

ヒンディー語で指示出されるから

 

わからんくて適当にこれかこれかこれか〜!

 

てやろうとするものの間違えまくって

 

ヒンディー語で叱られまくりましたが

 

 

 

 

一緒に遊んだり、食事を手伝っているうちに、少しづつ子どもと打ち解けて

 

笑顔を見せてくれるようになった時には本当にうれしかった

 

滞在期間の関係で

 

実は2日しか行けなかったんですが

 

めっちゃハート沁みた!

 

次はもっと長く滞在します

 

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ほんでその日のうちにコルカタを出て

 

現在フィリピンに至るということです

 

ちなみにコルカタイスラム教が多いので

 

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久しぶりに牛のカレーを食べました

 

ヒンドゥー教では神様だから食べれませぬゆえ…

 

 

 

 

さらに木曜日はマザーハウス休みでボランティアできなかったので

 

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4時間超大作途中休憩ありのボリウッドを見て

 

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ビクトリアメモリアルを中に入れず

 

外から鑑賞したりしました

 

と、いうことでコルカタリポートは以上です

 

ご静聴ありがとうございました