三大宗教の聖地 エルサレム
ボンジュール
ただ今ローマのフェウチミーノ空港で相方を送り出し
明日の朝9時のバスまで空港待機しております
ちなみに現地時間は午後6時半…ながっ……
21日にイスラエルからフランクフルトを経てフランス入りしましたが
フランスからは相方が合流し
9日間の現地集合現地解散旅行として
ラグジュアリーな毎日を送っておりました
すごい景色を見たときに
共感できる人がいるのもまた楽しいものですね〜
ということで、今日は随分前の
8月17、18日の日記の更新となります
滞在先は
イスラエル🇮🇱
イスラエルは1948年に建国されたばかりで
パレスチナ問題など、いまだに国内に葛藤が見られます
また聖地エルサレムは
ユダヤ人、イスラム教、キリスト教の三大宗教の聖地となっており
紀元前の時代から現在まで
民族や宗教の誇りをかけた戦いの舞台となってきました
ということで、ヨルダンから陸路で
歴史の奥深いエルサレムの街に行ってきました!
キングフセインブリッジという超短い橋を渡ってバスで移動することが可能です
こちらが国境前の入国審査
共にヨルダンinしたお仲間とシステムがわからず困っていると
環境教育の国際支援をしている女性にお会いしました
お話を聞きながら助けをお借りして
厳しい?というかシステムのわからない入国審査をくぐり抜け
イスラエルIN!!!
国境からは乗り合いバンが出ていて
一気にエルサレムまで行くことができました
エルサレム新市街!
ヨルダンの中東らしい活気あふれる雰囲気とうって変わり
洗練された上品な?街並みが見られます
ですが、我々が着いたのが土曜日
新市街はほぼ全てのお店が閉まっていて
(一部アラブ人居住区はあいてました)
シャッター街のようでした
この時点でなんだかカルチャーショックを感じます
宗教の教えが街全体に根付いているんだなぁ〜と…
ホテルに荷物を置いたら旧市街へ
滞在先の新市街から少し歩くと城壁に囲まれた旧市街が見えてきます
写真はダマスカス門
旧市街へは門を通って中へ入ることができます
門の周りのいたるところに銃を構えた警備員が
意外とフレンドリーです
旧市街の中は、ユダヤ人居住区、キリスト教徒居住区、イスラム教徒居住区、アルメニア人居住区の4地区に分かれています
ダマスカス門を入るとそこはイスラム教徒地区
こちらは門の正面の商店街
シャバットでも空いていました
イスラム教徒地区は全体的に物価が他の地区より少し安く
お店の呼び込みなど活気溢れています
次にユダヤ人居住区へ
ゲートをくぐると一気に住む人の雰囲気も街並みも変わります
厳しい戒律を守っている熱心なユダヤ人たちがあちこちに見られます
そしてこのユダヤ人居住区にあるのが、こちら
壁に向かって多くの敬虔なユダヤ教徒が祈っています
(祈りの後は振り返らず後ろ向きに歩いて壁を後にするのがユダヤ教の祈り方だそうです)
歴史をたどると紀元前8世紀ごろまで
当時、この壁の向こうにはユダヤ人にとって
最も大切なユダヤ教の神殿がありました
ところがその後
イスラエル王国は国内の分裂やアッシリア帝国の侵略により滅んでしまいます
そしてイスラエル王国が滅んだ後
その神殿の丘に建てられたのが
このドームがイスラム教徒にとっても大変重要な聖地であるため
両宗教の聖地であるこの場所を巡って
キリスト教徒居住区
キリストが十字架に磔にされ処刑されたとされる
こちらはイエスキリストのお墓です
敬虔なキリスト教徒達の祈りが見られます
アルメニア人居住区にも行きましたが
残念ながらアルメニア人とすれ違うことはありませんでした
赤青オレンジがアルメニアの国旗🇦🇲
真ん中はロシア?なぜかわかりません…
エルサレムに行ってみて
宗教を信じる人たちの祈りの強さと
愛国心や宗教心が強いからこそ生まれる
国家、宗教間の衝突を実感することができました
ですが、宗教を重んじるからこそ、聖地は互いに譲れないのでしょう
わたし達は、偶然にもそして幸運にも
2人の話を聞きながらエルサレムを回ることができました
イスラエル人のおじさんは
エルサレムの歴史について教えてくれ
以前からエルサレムはイスラエルの国家だったという強い信念を伝えてくれました
キリスト教徒の女性からは
ユダヤ教、キリスト教の聖書について熱心に教えていただきました
日本ではあまり感じることのできない強い愛国心
宗教観などに触れることができた2日間となりました
来る前には少し危険なのかな、と不安を感じながら来たエルサレム
価値観や物の見方を考える上ではめっちゃいいとこでした!
また行きたい!!
以上、長すぎるエルサレム報告でした!