モロッコウルルン滞在記 〜モロッコ人いい人、うざくない〜
こんにちは ブェノス タルデス
現在地はバルセロナ空港です
マラケシュからバルセロナを経由してヘルシンキまでひとっ飛びいたします
待ち時間が6時間ほどあるので
昨日、宿で出会った女性にいただいたおかきを食べました
五臓六腑に染み渡るとはこのこと…
引くほど美味しかったです
ブニーナ!
モロッコ滞在2日目には、カサブランカでモロッコ人のお宅へ民泊してまいりまして
モロッコ人の優しさに感動してきました!
ときの日記です
あれは8月21日のこと
フランスのパリ
このハイスペックかつ、おシャンティな地で
ボンジュールの一言があればなんとかなるだろうと
余裕をぶっこいていたわたしは
フランスの洗礼を受けました
ノーSIM、ノーユーロ€で夜行バスでパリに降り立ったわたしが
空港までの道を聞こうとするも、誰も英語で話してくれず
チケット売り場ですらフランス語で返され
途方に暮れていましたところ
助けてくれたのがモロッコ人のヒンディ
モロッコはかつてフランスの植民地だったので
学校で習う第二言語がフランス語
多くの民間人がフランス語は少し話せるけど英語は全くという現状です
彼女も英語はあんまり話せなかったのですが
グーグル翻訳先輩にお世話になりながら会話をし
モロッコに来い、土日だったらうちに泊まっていいぞ!
ということだったので
ありがたく泊まりに行かせていただいた始末でございます
こちらが住宅街の雰囲気
アパートの感じは日本とそう変わりません
こちらは近所の学校です
かわいいですね〜
こんなポップな感じだったら
みんな学校が好きになるかも知れないですね
ちょっと目がチカチカしますが…
ほんでこちらがファミリー
と奥は彼女の職場のボス
自撮りの見苦しいお写真で申し訳ない…
外国人と仲良くなるにはこれ一択!
ということで折り鶴をみんなで折りました
日本人でよかったぁ〜 鶴折れてよかったぁ〜
ボスに筆ペンで書いてもらったわたくしの名前
ボスは英語が話せるので
しばらくの間、通訳してもらいながらお話しました
文化のこと、宗教のこと、政治のこと、パレスチナ問題などなど…
特に印象に残ったのは宗教のことと経済のこと
彼女はヒジャブをしてないので、イスラム教じゃないのかな〜、と思っていたら
イスラム教の厳しさも国や家庭によって違うようで
彼女はイスラム教だけど、選択の自由があるからヒジャブをしないだけ
アッラーは間違いや自由を認めてくれる
とのこと
また、モロッコは資源や農産物がたくさんあるが
モロッコの経済はEU諸国に頼っているため
様々な資源が外国に搾取されている、と感じている人が多く
より良い暮らしや給与を求めて
多くの人がフランスなどの西欧諸国に移民するのだとか
話は変わりますが、たこ焼きはモロッコにもあるそうです
……絶対うそ…
偽たこ焼きはフィリピンのタク焼きで懲りております
こちらはおうちで出してもらったご馳走たち
着いた日のお昼ご飯
モロッカンサラダとタンジーヤと大量の果物
その日はお姉ちゃんの誕生日だということで
サプライズで日本食作るぜ!
と勇んで、モロッコ人のお口にも合いそうな
ハンバーグとオムライスを作ることに。
それ日本食か?つーツッコミはなしにしてください
それが、これ!!
…爆発。 オムライス、爆発
ハンバーグ、黒こげ
日本食の繊細さを、さぞ勘違いされたことでしょうが
わたくしの知るところではありません
イェス! ディスイズジャパニーズフード!
オ・モ・テ・ナ・シ 〜!!!
夜はおねーさまの誕生日会をして
こちらは翌日の朝ご飯
スフィンジとハシャとカラシェラとモメラハ
どれがどれかはさっぱりわかりません
朝のミントティーを注ごうとして
出たのはミンティーではなく マイチン
アゴ。 よくシャクれます
猪木じゃありません、わたくしです
の後の昼ご飯
なんだっけ… なんか鳥
写真見たけど、チキンより強めの鳥
そいつをスパイスとかで炒めてさらに強くしたやつ
もはや最強
ということで、日本食以外どれもこれも美味しくいただきました
せっかくなので観光も、ということで訪れたのは
ハッサン2世モスク
モロッコで唯一中に入れるモスクです
装飾がお美しい
中はこんな感じ
モスクは朝のお祈りの時間は天井が開いて朝日が入るようになるらしいっす
お清め、ウドゥをする場所
よくわかんないけど噴水
イスラム教の人ってどうやって礼拝の向きわかるの〜て聞いたところ
キブラ(礼拝の方向)はカアバ(メッカのある場所)の方向だから
海を背にする方向でお祈りしているそう
礼拝は1日5回
信仰心の深さは人によって様々ですが
彼女たちにとっては、信仰心を持つことで
苦しい時でも神の恩恵を信じて耐えられるんだとか…
そういう考えもまた素敵だなと思いました
自分はやはり根性論が好きですがね!
モロッコは、インド、エジプトと並んで三代うざい国と言われているのだとか
そもそも、どこかの国や人を丸々うざいというのは
なんだかレイシストみたいで嫌いですが
わたしが出会ったモロッコ人はみんな超いい人でした
まぁ、サハラ砂漠では若干ぼられましたが…
偶然パリで出会った見知らぬ日本人を歓迎してくれたファミリー
サンドイッチ屋で出会ったおっさん
ミントティー屋で出会ったおっさんたち
街中であった子どもたち
みんなフレンドリーで超いい人でした
モロッコ人がお年寄りに自然と手を差し伸べたり、席を譲ったりするのも
素敵だなぁ〜としみじみ思いました
弾丸過ぎて行けなかった場所もたくさんあるので
モロッコはもう一度来てみたいですな〜と思いましたと
以上、本日も長すぎる日記となりました